不動産鑑定士とは
不動産鑑定士とは
土地や建物などの不動産は、私たちの生活に欠かせないものです。
不動産鑑定士は、その不動産が持つ経済価値をさまざまな視点から分析、判断し、
価格や賃料として示す不動産の専門家です。
不動産は、人と同じように一つ一つに個性があります。また広さや高さ、新しさなど見た目だけで一律に価格を判定することはできません。
その場所や歴史、環境、法令上の制限など、目に見えない部分も不動産の価格に影響します。
「宅地」
よく聞く言葉で、住宅地を思い浮かべる人が多いと思いますが、商業地や工業地も宅地に分類されます。
それぞれの宅地で、需要者の属性も違えば重要視する要因も異なります。
例えば住宅地であれば、一般的に需要者はファミリー世帯と考えられ、快適性や利便性を重視します。商業地であれば需要者は企業や投資家が考えられ、収益性が重視されます。
さらに、実際に売買などの取引で使われる価格や賃料は、「すぐに現金が必要だったため割安で売った」「知り合いだから割安で貸した」など、それぞれ個別の背景や事情を踏まえて決められています。このため実際の取引価格などから、その不動産が持つ適正な価格や賃料を知ることは専門的知識がなければ難しいのが現状です。
不動産鑑定士は「不動産鑑定評価基準」に則してその不動産を適切に評価します。
また、不動産の鑑定評価は、売買のみならず賃貸借、資産評価、担保評価など、さまざまな場面で活用いただけます。
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